速読法
時間短縮、知識増量、集中力強化
「速読法」技法・抽出術 印刷


速読法に於ける技法で、特に論文や専門書等で必要とされる物に、抽出術があります。
この抽出術というのは、自分にとって必要な箇所を判断して、その部分を抽出して読む、こういう技術です。実はこれ、速読法に於ける、相当に重要な技法なのです。

賢明な読者の皆さんは既にお気付きのことでしょうが、「速読法」というのは何も読むスピードが全てという訳ではないのです。
どうすれば自分の目的を早く達成できるのか、その本の中にあと自分が必要とする部分を暴けるのか、という意識から生まれる「速読法」の技術は非常に大切なものです。

大体に於いて、一冊まるごとその全部が自分にとって必要な本というのは、物語でない限り殆ど存在しないからです。
ましてや、資料の一環として求めている場合、その本は単なる情報の集合体に過ぎない訳ですから、情報の全てに目を通す必要がない事も充分有り得るのです。
そういった事情を認識した上で、自分に必要な情報だけを抽出出来れば、それは非常に大きな時間短縮という効果を産むのです。この「抽出術」も又、「速読法」の技法の一種なのです。

さて、抽出術の奥義を、公表しても差し支えない範囲で、伝授致しましょう。これは、「内容を繋げていく」という点にあるのです。
大体に於いて、単に目次を見て、そこから必要な箇所を抜粋するというだけなら、誰しも難しくはありませんね。
しかし、これだけでは、この本を十二分に活用出来たとは言い切れないのです。
そうです。「内容を繋げていく」のです。目次を見て本文の中の必要な項目を読み、そこから更に必要なキーワードや文を抽出したら、肝心なのはその後であり、それに関連して他に述べている箇所が有るか無いかを探していく、この抽出の作業が必要になるのです。

ただでさえ、本の中にある抽出すべき箇所は、一箇所に集合しているとは限りませんし、題目だけでは判断の難しい非常に重要なパートが、本文の中に埋もれて存在している事も時にはあります。
それを発見する為には、最初に着目しておいた項目から重要な箇所を確実に抽出し、そこに記されている別の重要パートを発見する、という作業が必要です。
この「内容を繋げていく」抽出術を素早く使える様になれば、速読法の実践にも熟練してきたと自信を持って良さそうです。

 

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